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注文住宅

ハウスメーカー・工務店のアフターメンテナンスは契約前に要チェック!

自分の家を建てることに夢中になって、アフターメンテナンスについて考えることを忘れてしまっている人が沢山います。

こんな家にしたいな。こんな生活がしたいな。

とは考えても、

家を建てて住んだ後に必要なアフターメンテナンスってどのくらい費用がかかるのかな?

なんて家を建てる前から考えないと思います。
しかし、家を建てるハウスメーカーや工務店によって保証してくれるアフターメンテナンスは変わってきます。
家を建てるのをお願いする住宅会社を決める前に、どんな保証をしてくれるのかについても把握しておくことが大切です。

もし、アフターメンテナンスについて何も考えず契約を進めてしまうと

家を建ててすぐに家の不具合がみつかったのに何も保証されない・・・

なんてことになりかねません。

FP
今回は、ハウスメーカーや工務店のアフターメンテナンスの契約前のチェック項目について学んでいきましょう。

ハウスメーカーのアフターメンテナンスとは?

多くのハウスメーカーがアフターメンテナンスの保証期間を長期に設定しています。
旭化成ヘーベルハウスが保証期間30年を打ち出してから多くのハウスメーカーが同じように長期保証期間を設定するようになりました。

チェック① ハウスメーカーのアフターメンテナンス(保証項目)について

ハウスメーカーのアフターメンテナンス(保証項目)とは、どこからどこまでハウスメーカーが保証してくれるのかということです。
どんなに長期保証してくれても保証項目が限定されすぎていれば、

全然保証されない・・・

なんてことになってしまいます。

ハウスメーカーのアフターメンテナンス(保証項目)については「建築工事請負契約」の中で「保証内容」という条項を設定していて、ここに記載がされています。

ココがポイント

契約前に保証項目についてしっかり「建築工事請負契約」の雛形をもらい目を通すようにしましょう。

チェック② ハウスメーカーのコンプライアンスについて

ハウスメーカーのコンプライアンスとは、誠実さを意味します。
この誠実さに欠けるハウスメーカーと契約してしまうと、普通生活でのカビの発生は保証項目とされているにも関わらず、ろくに調査もせずに

湿気の多い生活をされているのがカビの原因ですので保証対象となりません。

と言われてしまうことがあります。
保証項目として設定されていてもこんな風に言われてしまうと困りますよね。
そこで、このような誠実さに欠けるハウスメーカーかどうか判断する方法をご紹介していきます。

ハウスメーカーのコンプライアンスを判断するのは、そのハウスメーカーの営業マンを確認しましょう。
誠実さの欠けるハウスメーカーには、ダメ営業マンが多くいます。
ダメ営業マンとは契約しない!ことを徹底していればこのような対応をされることもないはずです。

それでは、ダメ営業マンの見分け方についてご紹介します。

契約前にわかる!ダメ営業マンの見分け方

  1. 仮契約後に変更が生じた場合の金額変更について詳しい説明をしない営業マン
  2. 仮契約後に、最終契約として「追加変更契約」をする際に、金額変更もあり得ることを説明しない営業マン
  3. 約束の時間を守らない・約束した資料を提出しない営業マン
  4. 打ち合わせで、打ち合わせした内容を記録しない営業マン
  5. 質問に対し「大丈夫です、問題ありません」とばかり言う営業マン
  6. 仕様の確認を口頭や写真だけで終わらせる営業マン
  7. 付帯工事などの詳細な打ち合わせを先送りにする営業マン
  8. 競合他社の悪口ばかり言ってくる営業マン

この項目に1つでも○がつく営業マンは「ダメ営業マン」決定です。
ダメ営業マンの場合、家を建てた後のアフターメンテナンスだけでなく金額から仕様についてまで全てに対しトラブルを起こす危険性があります。
このような「ダメ営業マン」に当たってしまった場合は、別のハウスメーカーを検討したり、営業マンを変更してもらうなどの対応をした方が良いと思います。

ダメな営業マンの特徴についてこちらで詳しくご紹介しています。

見分け方
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工務店のアフターメンテナンスとは?

工務店のアフターメンテナンス保証期間はハウスメーカーとは異なり「10年」と設定している会社が多いです。
保証期間10年というのは、品確法という法律で決められた期間となっています。
工務店は品確法に基づいて保証期間を決めていることがわかります。

品確法には保証期間を20年に延長可能ということも定められていますので、保証期間が10年の工務店に対し保証期間20年に延長してほしい場合には契約前に交渉するようにすると良いと思います。

チェック① 工務店の経営状況

工務店の場合、ハウスメーカーよりも保証期間は短いですがアフターメンテナンス内容を充実させていることが多いです。
それは、

  • 地元中心に仕事を請け負っているので悪評が立つのを嫌がる
  • アフターメンテナンスを次の仕事に繋がる営業活動と捉えている   からです。

しかし、注意が必要なのは「経営状況」です。
経営状態の良くない工務店では、アフターメンテナンスを充実させようとしても金銭的に無理なんてこともあります。
欠陥を発見しても、

直すお金がないから直せません・・・

と言われてしまうこともあるかもしれないんです。
工務店に家づくりを依頼する場合は、経営状況としっかり調査することが必須です!

チェック② メンテナンスプログラムがある工務店

工務店はハウスメーカーよりもアフターメンテナンスを充実させていることが多いとお話しました。
そんな工務店の中でも、メンテナンスプログラムを自社で決めている会社があるんです。
このような工務店であれば、設備関係は10年、外装関係は10~15年を目安にメンテナンスしてくれます。

メンテナンスプログラムを決めている工務店に依頼すれば、アフターメンテナンスをしっかり受けられると安心できますよね

今回は、ハウスメーカーや工務店のアフターメンテナンスをしっかり受けるために、契約前にチェックしてもらいたい内容についてご紹介しました。
ハウスメーカーや工務店を選ぶ時は、建てたい家の内容だけでなく建った後の保証まで考えていないといけません。
どんなに外見が良い家が建ったとしても、建てた後のことは一切知りませんでは困りますよね。

家を建てるということは、その家での生活についてもしっかり考えて検討していく必要があるということです。

今、ハウスメーカーや工務店をどこにしようか悩んでいる方は一度アフターメンテナンスについても考えてみてくださいね。

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