
今回は、トヨタホームの構造について紹介します。
トヨタホームの構造は耐震性に優れた「鉄骨ラーメンユニット」!

「鉄骨ラーメンユニット」は鉄を知り尽くしたトヨタが作るとても丈夫な鉄の構造体で、耐震性に優れています。
しなやかな粘り強さが持ち味の鉄を用いる鉄骨ラーメン構造で、単体でも強い鉄の柱と梁をさらに強固に接合し、より強靭な構造体となった「パワースケルトン」が採用されています。

トヨタホームの「鉄骨ラーメンユニット」の優れた耐震性!
業界トップクラスの柱!
トヨタホームの耐震性は、業界トップクラスの125ミリ角の太く強靭な柱によって支えられています。
3.2ミリの厚の鉄骨が最も多く使われており、1本で178.4kNの重量を支えることができる柱となっています。
kN(キロニュートン)は、力・重力を表す単位で、数値が大きいほど強度が高いことを表しています。(1kN=0.102tf )
接合部の強度35倍!
柱と梁の接合部分は、構造体の中で最も力が集中するため、変形を防止するために「変形防止プレート(ダイアフラム)」を内蔵することにより、プレートを内蔵しない場合と比べて約35倍の強度となります。
ボックス化で強度が1.5倍!
178.4kNの1本の柱の強度が、ボックス化すると強度が261.8kNと約1.5倍の強さになります。
トヨタホームならではの高品質!
長く「鉄」に携わってきたトヨタの「剛接合」技術は、柱と梁を強固につなぐことのできるパワースケルトンに欠かせません。
釘やボルトで固定せず溶接によりユニット全体を一体化し、さらに変形防止プレートを内蔵することで、より耐震性の高いラーメン構造を作っています。
精度の高い溶接を施すため、溶接を行うのは半自動溶接技術者検定をクリアした技術者のみで、技術の向上のために、独自の検定試験制度の導入もされています。
オートメーション化されたロボットと技術者が連携し、それぞれの特性を活かした溶接を行うことで安定した強さと品質が実現されています。
