家づくりをしようと思っても、何から始めていいかわからないですよね。
家づくりを始めようとする人のほとんどが初めて家をつくる人です。
そのため、何をすればいいのか?どうやって情報をあつめればいいのか悩むと思います。
そんな方のために、今回はどうやって情報収集すればいいのかをご紹介していきます!
家づくりの情報収集① 見学会に参加する
家づくりを始める人の中には
という疑問を持っている方がいると思います。
これらを解決する方法の1つとしておすすめしたいのが
新聞の折り込みチラシなどで見学会の案内がされていますので、気軽に参加してみましょう。
という方のために、見学会で見るべきポイントをご紹介します!
・住んでいる人の言葉や表情を見ること
・社長とスタッフの人柄を見ること
見学会に参加する方のほとんどが
・構造
・材料
・メーカー
・値段
を気にしてみています。
しかし、構造や材料や金額を知っても、自分の家づくりには役に立ちません。
材料もいろいろな種類があり、その中から最適なものを最初から選ぶのは住宅会社の人ですし、金額を聞いたところで、比較できるものは曖味なものばかりです。
そのため、・生活をイメージすること・住んでいる人の言葉や表情を見ること・社長とスタッフの人柄を見ることの3つに着目してほしいのです!
なぜこの3つに注目してほしいのか詳しくご紹介していきます!
生活をイメージすること
見学会で生活をイメージするとは、その家に住んでいる方の生活をイメージするということと、自分だったらどういう風に生活するかをイメージするということです。
このように住んでいる方の生活をイメージしていると、自然と私だったらこんな生活をしているのだろうなぁと考えていると思います。
生活をイメージすることで、自分の建てたい家はどんな家なのか、どんな生活をしたいのか想像することができます。
これを想像することで、住宅会社に自分の建てたい家のイメージを伝える時に役立つのです。
自分の生活したいイメージできれば、満足する家づくりに一歩近づくことができますよ!
住んでいる人の言葉や表情を見ること
もし、住んでいる方と話す機会があるなら
と質問してみてください。
この質問に答える人の表情で、家づくりが成功しているのかどうかがわかりますよ。
また、その家を建てた住宅会社は、住む方の満足する家づくりを成功させることができているのかどうかもわかります。
社長とスタッフの人柄を見ること
家づくりには「人」の力が必要となります。
工場で生産されて終わりというわけにはいきません。
設計から始まり、その家を建ててもらわなければならないのです。
そのため、家づくりでは多くの人が関わります。
そこで会っておきたいのが住宅会社の社長です。
営業マンは会社を辞められるかもしれませんので、見学会で責任のある社長に会いましょう。
社長の人柄は会社の雰囲気や対応や行動や思考や責任など、住宅会社のいろいろな場面に影響力があります。
どのような人が家づくりに関わるかで、家の出来上がりは変わってきます。
自分の家づくりを任せたいと思えるような会社かどうかを見極めるためにも、見学会では社長やスタッフの人柄をチェックしてみてください。
家づくりの情報収集② 住宅会社に質問する
わからないことがあると何でもインターネットで検索して調べようとする人が多いと思います。
もちろん、インターネットには多くの情報があるので求めている答えを見つけられるかもしれません。
しかし、情報量が多すぎて何を信じていいのかわからなくなることがありませんか?
とあまりイメージが良くないかもしれません。
もちろん、質問した時に自社の良いところばかり営業してくる方は信用できないかもしれないので、違う住宅会社を検討してみてください。
この会社なら任せられると思った会社なのであれば、しっかり良いところだけでなく悪いところも教えてくれるはずです。
ネットで調べた内容はツギハギの情報かもしれません。
多すぎる情報量を自分で精査するのは、とても難しいことです。
そのため、家づくりのことでわからないことは専門家に聞くことが一番早いのです!
値引きすると言われた時どうすればいいの?
見学会、住宅展示場、ショールームなどに参加することによって、情報を得ることができるとお話しました。
ただ、情報を得るだけでなく住宅会社の人と話すことによって、思ったよりも話が進んでしまって、
・・・・このくらいの価格になりそうです。
でも、今仮契約したら○○%値引きしますよ。
これはよくある話だと思います。
住宅会社が客を囲い込むためにする戦略だと思います。
この場合、すぐに仮契約していいのか悩みますよね・・・。
もしかしたら、値引きにつられて仮契約してしまい、後悔してしまう人もいるかもしれません。
では、このような場合どうすればいいのでしょうか?
家づくりの見積もりやプランを作成するためには、時間をかけてどんな生活をしたいのか住宅会社とすり合わせをして自分の思いを伝えることが大切です。
なので、住宅会社と話をしてすぐに見積もりやプランを作成してもらっても、家づくりを進めていくうちに思っていたものとは違うと思ってしまうかもしれません。
今だけ値引きと言われてしまうと流されてしまいそうになってしまいますが、ぐっと我慢したほうが満足する家づくりにつながると思いますよ。
どんな住宅会社を選んだほうがいいのか悩む方はこちらを参考にしてみてください。
→後悔しない家づくりには・・・【第5章】住宅会社を絞る方法!
→後悔しない家づくりには・・・【第6章】住宅会社を1社に決める決め手!
家づくりは”一般的”に惑わされない!
家づくりの情報収集をしていると、
などよく言われると思います。
このように家づくりにはいろいろな思い込みがあります。
しかし、本当にその一般的や思い込みが自分の家づくりと合っているのでしょうか?
家づくりをする中で、決まった間取りパターンはありません。
「一般的に・・・」と言われたら、本当にそれで自分に合った生活ができるのかどうかしっかり考えることが大切です。
では、家づくりの中にあるいろいろな”思い込み”をご紹介していきます。
思い込み① 家の南側には大きな窓が必要!
と思っている方が良くいます。
しかし、道路や隣家に面している南側の大きな窓のカーテンはいつも閉まっていることが多いんです。
日当たりのために南側に大きな窓を設置したはずなのに、夏だと日当たりが良すぎて部屋が暑くなりすぎたり、人通りからプライバシーを守るためにカーテンを閉めてしまっているのです。
これは、南側には大きな窓が必要!という思い込みだけが先行してしまっている結果ですね。
この場合、なんで南側に大きな窓が必要なのか考えている人が少ないように感じます。
光を取り入れるためなら、もっと他にも方法があるかもしれません。
周りの環境も考えながら、これは本当に自分の家に必要なものなのか一度考えてみてくださいね。
思い込み② リビングは1階!
と思っている方が多いと思います。
ですが、本当にリビングは1階にないといけないのでしょうか?
ほとんどの人の家の1階にリビングがある理由は、1階のほうが日当たりと風通しが良いからです。
しかし、土地によっては1階だと日当たりと風通しが悪い場合があります。
例えば、北側に道路があって三方が隣家に囲まれている土地は、1階は日当たりと風通しが悪くなります。
なのに、リビングは1階にあるべきという思い込みで家を建ててしまうと、暗くてジメジメした中で生活することになってしまいます。
でも2階にリビングをつくれば、日当たりも風通しの問題も解消できるんですよ。
思い込み③ 家は道路と平行に配置する!
と思い込んでいる方が少なくありません。
しかし、そんなことはありません。
隣家やまわりの環境に悪影響がないのであれば、家の配置は道路と平行にしなくても平気です。
隣の家の間取りや配置を配慮して、家の配置を考えることでもっと光や風の通り道を作ることができるかもしれません。
家の配置を考える際は、図面だけで判断するのではなく、敷地に足を運んで考えることが必要です。
土地によっては街並みをそろえるための政令もあったりすので、確認が必要です。
このように、
というような思い込みは、家づくりには必要ありません。
周りの環境などに配慮して、自分の住みやすい家を建てるためには思い込みが邪魔になります。
普通、一般的などの思い込みに惑わされずに、自分の建てたい家について住宅会社に相談してみてくださいね。