ローコスト住宅と聞くと、値段は安いかもしれないけど耐久性やデザインが悪くなりそう…。と感じる方も多いのではないでしょうか?

ローコスト住宅が安い理由とは?
ローコスト住宅が安い6つの理由についてお話していきます。
シンプルな間取り
ローコスト住宅が安い理由1つ目は、シンプルな間取りです。
注文住宅は間取りで費用が大きく変わります。
そのため、複雑な間取りよりもシンプルな間取りの方が、費用を抑えることができます。

間取りがシンプルな分、断熱性などの機能に費用を回すことができます。
工事期間が短い
ローコスト住宅が安い理由2つ目は、工事期間の短さです。
工事期間が短いと価格は安くなります。
その理由は、
- 現場監督が現場を管理する期間が短くなる
- 家の周りの仮囲いや現場のトイレ・足場などの設置期間が短い分、費用がかからない
- 職人にかける費用も少ない
このような理由から、工事期間が短いと安くなります。
仕入れが安い
ローコスト住宅が安い理由3つ目は、仕入れの安さです。
ローコスト住宅を取り扱っているハウスメーカーは、建築する棟数が多いという特徴があります。
棟数が多いと、それだけ同じ材料を沢山仕入れるため、仕入れ費用が安くなります。

規格住宅を基準に家づくりをする
ローコスト住宅が安い理由4つ目は、規格住宅を基準に家づくりをすることです。
規格住宅とは、ある程度の大きさや間取り、外観が決まっている住宅のことです。
ローコスト住宅は、規格住宅を基準に家づくりを進めるパターンが多いです。
規格住宅を基準にすることで、打ち合わせがスムーズに進ませることができます。
打ち合わせが長引くとハウスメーカーとしては経費がかさむため、規格住宅を基準にすることで経費削減となり、結果的に家を建てる費用が安く抑えられるのです。
利益率が低い
ローコスト住宅が安い理由5つ目は、利益率の低さです。
ハウスメーカーがどれだけ利益を取るかで、家の価格は変わってきます。
利益率を高く設定しているハウスメーカーの場合、その分家を建てる費用に上乗せされるため高くなります。
ローコスト住宅のハウスメーカーでは、利益率を低く設定していることが多いので、家を建てる費用も安くなっています。
【例】利益率10%と20%のハウスメーカーの費用の違い
利益率 | 10%の販売価格 | 20%の販売価格 |
費用が2,000万円の場合 | 2,200万円 | 2,400万円 【差額200万円】 |
広告費の削減
ローコスト住宅が安い理由6つ目は、広告費を削減していることです。
CMなどの広告を沢山打っているハウスメーカーは、ネームバリューはありますが、広告費が高額となります。
そのため、家を建てる費用に上乗せされ、価格が高くなるのです。
ローコスト住宅を取り扱っているハウスメーカーは、CMなどの広告費を削減して、家を建てる費用をその分安くしています。

ローコスト住宅は安かろう悪かろうではない!
ローコスト住宅は、企業努力によって価格が安くなっています。
大手ハウスメーカーと比較すると1,000万円以上の差額が生まれることもあります。
ローコスト住宅がおすすめなのはこんな人
- 家を建てる費用をできるだけ安くしたい人
- シンプルな間取りが良い人
- ある程度決まった基準から家づくりを始めたい人
- ネームバリューよりも安さを重視したい人
CMをやっている大手のハウスメーカーじゃないと信用できないという方でなければ、ローコスト住宅を一度検討してみる価値があると思います。
ローコスト住宅は安いから漠然と不安。という方もいるとは思いますが、安かろう悪かろうではありません。
