そこで、今回はいつから家づくりについて検討すればいいのかについてご紹介します。
家づくり検討時期はいつがベストタイミング?
2019年10月1日から消費税が8%から10%にあがる予定となっています。
そこで、家づくりを考えている方におすすめな検討時期はまさに今です。
家づくり検討開始時期のベストタイミングが「今」の理由!
「今」な4つの理由!
- 金利が上昇傾向だから今がチャンス!
- 地価が上昇傾向だから今がチャンス!
- 建て替えだと時間がかかるから今がチャンス!
- 消費税は建物だけでなく家財にもかかるから今がチャンス!
① 金利が上昇傾向だから今がチャンス!
金利は住宅ローンを組む際に支払う利息の割合のことです。
金利は変動するもので、住宅ローンの金利は融資実行時点の金利が適用されるようになっています。
現在、金利は上昇携行にありますので、金利の低い今のうちに住宅購入を決めた方がお得なんです。
② 地価が上昇傾向だから今がチャンス!
土地の価格である地価は2010年以降上昇しています。
東京オリンピックに向けて特に都市の地価は上昇していますので、今後地価が跳ね上がる前に家づくりを始めた方がお得です。
③ 建て替えだと時間がかかるから今がチャンス!
家を建て替えるとなると、自宅の解体が必要となりますので、その分時間や費用がかかってきます。
例えば、建て替え中の住まい探しや費用、引越しの手間が必要となります。
消費税増税後に購入するとなると、その分費用がプラスされるので、消費税増税前の今から始める方がお得になります。
また建て替えの場合、新築を建てるよりも時間がかかりますので、消費税増税前に建て替えしようと思ったら今すぐ検討開始しましょう。
④ 消費税は建物だけでなく家財にもかかるから今がチャンス!
家づくりをする場合、消費税がかかるのは建物だけ(土地は非課税のため)と思っている方が多いのですが、家財にも消費税はかかります。
家財とは、家具・家電などの生活必需品のことで、家財だけでなく引っ越し費用や照明、外構なども消費税の課税対象となります。
そのため、消費税増税前の方がお得になりますよね。
消費税増税後の家づくりが勧められている理由
- すまい給付金の拡大
- 贈与税非課税措置
消費税増税前 | 消費税増税後 | |
すまい給付金 | 年収510万円以下の場合、最大30万円給付 | 年収775万円以下の場合、最大50万円給付 |
贈与税非課税措置 | 最大1,200万円まで非課税 | 最大3,000万円まで非課税 |
出典:国土交通省
すまい給付金や贈与税非課税措置だけでなく、住宅ローン減税制度の延長や住宅エコポイントの復活も現在検討されています。
親や祖父母から資金援助をしてもらえるという方なら、消費税増税後の方が非課税金額が高くなるので増税後でもいいかもしれませんが、資金援助はしてもらわないという方の場合、今現状では増税前の方が家づくり全体の金額を抑えることができます。
もし、3000万円の家を建てるとするなら消費税は8%なら240万円、10%なら300万円となり60万円も変わってきます。
資金援助をしてもらえず、すまい給付金しかプラスにならないのであれば、増税後は20万円しかプラスにならないので、消費税増税前がお得になるということです。
消費税増税前に家を建てるためのスケジュールとは?
消費税増税前に家を建てる条件
- 請負契約の締結を2019年3月31日までに行うこと
- 消費税増税施行日2019年10月1日までに完成引き渡しを行うこと
この2つの条件どちらかにも当てはまらない場合は、消費税増税の対象となってしまいますのでご注意ください。
つまり、2019年3月31日までに請負契約を締結させるか、2019年10月1日までに家を完成させ引き渡してもらうかのどちらかでないと消費税10%の対象となってしまうということです。
注文住宅の場合、検討から完成まで1年近くかかるといわれています。
消費税前の駆け込み需要も予想されるので、工事の遅れが発生することも考えられます。
夢のマイホームを手に入れるなら、今すぐ検討を開始することをオススメします。
すぐに動き出しましょう!